コクヨ ニュースリリース : デスクシステム「Hybrid Cell(ハイブリッド セル)を発売.
近頃、各社揃ってビーム・システム家具(※1)をオープンプランに対応させたタイプを出している(※2)がその流れでしょうか。
※1:配線等を通す軸(ビーム)にデスクなど付加していくタイプとここでは簡単に定義したい。(大学時代にコクヨの方から「ビーム・システム家具」という言葉を教えて頂いたので使い方は間違っていないと思います。)
※2:HermanMiller:AbakEnvironments 、Steelcase:Forward.
コクヨの「Hybrid Cell」は完全にビームに各パーツ(デスク等)がのっているようなのでビーム・マウント型でしょうか。実際のオフィスの中で、どれほどフレキシブルな利用が可能か個人的に非常に興味がある。大型天板デスクタイプに稼働のデスクやキャビネットを組み合わせるのとどちらが使い心地がよいのでしょうか。
まだ実物はみていませんが、HemanMillerのAbakEnvironmentsのように一部ビームマウントでパーツ(デスク等)は独立しているタイプのほうがフレキシブル性が高いのではないかと思う。意匠面で言うとHemanMilleのrAbakEnvironmentsのほうが個人的には好み(特に脚が)。
家具の歴史の中で位置づけることを試みると、1980年代に出たHermanMIllerのBurdick Groupはビーム・マウント型のはしりだけどパーソナルユースタイプなのでRace(スペース分割型のビーム・システム家具)からの流れを汲みながらオープンプランに対応したものと言えようか。
[写真左:AbakEnvironments、写真右:Hybrid Cell]
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